バブルの頃、中学生だった世代の私たちに男子にとって音楽を「デカイコンポ」で聞くことがカッコいいことでした。しかし、その「コンポ」とは今のコンパクトなものと違い、”超”バカでかいステレオです。

 

【参照 https://middle-edge.jp/articles/3S5iZ 】

 

上は、当時めっちゃ人気だったKENWOODのコンポROXYです。録音時に録音レベルを揃えられたり、CDを再生すると同時にカセットデッキが録音状態になったりと、現在では当たり前の事ですが当時はそれがすごい驚きでした。そしてROXYに欠かせないオプションとして人気アイテムだったスーパーウーファー。KENWOODのWの▼の部分が赤く点灯することのカッコいいこと! こんな何十万もするのを良く父が買ってくれたなぁと思うのですが、バブル様のお陰だったことを当時は知る由もなく。その後は大変でしたが 笑 そんな当時のコンポ、今では機能もスタイルもこれよりスタイリッシュなモデルが沢山ありますが、現在のコンポに真似が出来ないこと1つだけあります。それは大きさ! 横幅88cm、奥行き35cm !!  デカイ! この大きなコンポが流行った頃に思春期を過ごした自分にとって、「良い音=デカイコンポ」という固定概念が作られてしまいました。

 

大人になってもこの固定概念は消えず、常にアンプとスピーカーを買ってコードで繋いでいました。なんちゃってミニマリストして生活するようになってからやっと、コードがあること、デカイこと、スピーカーとアンプがバラバラなことに疑問を感じるようになりました。「もっとシンプルなコンポで音のものはないんやろか」と。そこで行き着いたのがこのスピーカーです。

 

 

BOSEのSoundLink Mini。小さい! シンプル!! 音がいい!!! 価格は昔のコンポの1/10程度(といっても結構高いけど)でも、音の良いこと良いこと。こんな小さいなスピーカーのどこからこんな低音が出てるんやろと思います。さらにバッテリーの持ちが良いし超コンパクトなので、外出先やキャンプに持っていけます。もちろん車の中でも聞くことが出来ます。これ一つで最高のパフォーマンスをしてくれます。これ一つ買えば他に何もいらないというのがミニマリストとして嬉しいスピーカーです。

 

そして何よりも嬉しかったのが「いい音=大きいモノでないとダメ」という固定概念が吹っ飛んだこと。これが何よりの収穫。きっと、まだまだ日常ではあまり気づかない、こんな固定概念が澱のように溜まっていると思うのです。その澱を少しづつ掃除しながら、よい音楽と一緒に丁寧に1日を過ごしていけますように。