パートナーが矢沢永吉を広告で見るたびに、「 He is swagger !」といいます。 swaggerとは自信を持った自分自身のスタイルや振る舞い方がある態度のことをいいます。パートナーは彼の生い立ちや、経歴など全くしりません。でも、やはり彼のオーラは只者ではないのでしょうね。

 

矢沢永吉はオーストラリアのゴールドコーストに強く惹かれ、そこに音楽学校やスタジオを作れないか?と考えたそうです。そしてプロジェクトを遂行するために信頼できる二人の部下に任せました。一人は英語が話せる現地での交渉事担当者、もう一人は不動産、金融関係の経験豊富な年長者。しかし、1998年に衝撃の事実が発覚しました。現地の二人は矢沢永吉の会社で別ビジネスを行い、報告は虚偽だったことが判明、この詐欺・横領などによって受けた被害総額はなんと35億円!この額はオーストラリア犯罪史上二番目に大きい被害金額だということです。

 

【参照 http://www.asakyu.com/column/?id=493】

 

大卒男性が生涯で稼ぐ額が約3億円だそうです。ということは負債総額は約11倍超!逆境が人間を強くするのか、逆境に強い人間だから苦難が与えられるのか。映画「ギフト」で難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)を宣告された元アメリカン・フットボールのスティーヴ・グリーソンは「僕が降参しない人間だからこそ、この難病が与えられたんだ」と語っています。苦難をきっかけに宗教に改心する人もいますが、夫妻は淡々と事実を受け止めようとします。彼の妻が「私は聖人にも悪人にもなりたくない、ただ人間でありたい」と、超越した精神で事実を受け止めるのでなく、悲しながら、苦しみながらこの事実と対峙する姿に心を打たれました。

 

※ 映画「ギフト」 難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)を宣告された元アメリカン・フットボール選手が、これから生まれる息子のために撮影したビデオダイアリーをもとに製作されたドキュメンタリー。NFLニューオーリンズ・セインツ現役時代に輝かしい功績を残したスティーブ・グリーソンは、選手生活を終えたある日、ALSを宣告される。そして、そのすぐ後に妻との間に初めての子どもを授かったことが判明する。我が子を抱きしめることができるのかわからない厳しい現実を前に、グリーソンは我が子に向けてビデオダイアリーを撮りはじめる。グリーソン自身や家族、友人が撮影した4年間、1500時間におよぶビデオダイアリーによって構成されている。

映画 ギフト 「僕が君に残せるもの」

 

矢沢永吉は「発覚直後から、毎日毎日酒を飲み、もう駄目だ、もう駄目だと落ち込み続けてた。これで矢沢も終わりだと思って、真っ暗な闇の中にいるような気持ちでしたよ。でもね、1週間もそうやっていたらアホらしくなってきて、ある日ふと気付いたのね。これは映画だと思えばいいやって。」と思ったそうです。【出典 http://www.asakyu.com/column/?id=493】

 

ディスニー映画の制作スタッフは、最初に主人公をどこまで不幸に出来るかを考えるそうです。困難と向き合ってどう成長していくかをみんなが見たいからです。人生、何故つらいことが起こるのか。きっとそれは、あなたが主人公だからかもしれません。

 

「俺はいいけど矢沢が何て言うかな?」

矢沢永吉の名言です。彼がツアーである地方都市を訪れたとき、ホテルのスイートルームを予約したはずが、手違いでツインルームになっていました。それを聞いて「あぁ、そうなの。部屋がないわけじゃないから、俺は別にいいよ。ただ、YAZAWAが何て言うかな?」と言ったそうです。

彼が常に自分を客観視していることがわかります。この客観視することは、順調な時や不運の時には出来ないですよね。そんな彼だから言える言葉。謝金完済後、このような言葉を残しています。

 

「僕は皆さんにも言いたいね。リストラされたって、借金を背負ったってそれは役だと思え。苦しいけど死んだら終わりだから、本気でその役を生き切れ。つまり視点を変えれば、気持ちが切り変わるってことなんだ。」【出典 http://www.asakyu.com/column/?id=493

 

矢沢永吉、とことん主人公の「E.YAZAWA」を生き抜いていますね。