30歳にもなって

昨日、中の良い元同僚と飲みましました。

もちろん、私はノンアル。居酒屋を経営するクライアントの所に領収書を取りに行く際、せっかくなのでいつもの仕込みの時間ではなく、お客さんとして伺いました。国内のNPOにおいて、児童養護施設から社会に巣立つ子どもたちの自立支援している元同僚から、支援の課題等いろいろ教えてもらいました。何かの話の中で、「困っても妻やパートナーに助けてとはいえるけど、親には言えないよね」と。なかなか人に対して、「困ってるから助けて」と言えないので、お金に頼る人が多いのではと。日本では「あなた、◯歳もなって貯金が◯円しかないなんて」といいますが、彼が以前国際NGOで活動していたラオスでは「あなた、30歳にもなって、助けてくれる友達が◯人しかいないなんて」ということになるそうです。

この言葉にガーンとやられました。友人よりもお金を大切にする日本。きっと今後ますます閉塞感が増すでしょう。「もし病気で収入が無くなっても助けてくれる友人がいるから大丈夫」という人が増えれば、社会はもっと生きやすくなるかもしれません。

「俺、助けてって言える友達おわんわ。。。」と涙すると、「俺がおるやん」と相変わらず優しい友人。人に頼ることは良くないと、競争することだけを教えてられ、人に助けるてもらうことや、協力の仕方については教えてくれない現在の教育。これからも私たちのように「助けて」と言えない人を増産していくのでしょうか。

炭火晩酌屋はればれ

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