ウード・コンサート!

ウードとはアラビア語で「木」の意味です。

ササン朝ペルシャを起源とし、現代で中東世界で使われている弦楽器です。琵琶、リュートなどの弦楽器の祖とも言われ、凛とした音姿は楽器の女王と賞されます。国によって形、装飾、サイズ、弦の本数、チューニングが微妙に異なるそうです。アラブの旋法では1/4音(微分音)が良く出てくるそうで、微分音が無い西洋音楽とは一緒に演奏することは不可能だと、以前、ウード演奏者の常味裕司さんが言っていたのがとても印象に残っています。たしか2015年です。2014年にイラクのモスルがISに支配され、緊急支援のチャリティーイベントで常味裕司さんに来て頂きました。その時に、「音楽ですら西洋と中東は混じわり合うことは出来ないのか」とより絶望的になりました。

 

 

イラク、スレイマニア県のアルバット難民キャンプを4月に訪れ、国内避難民の方から色々ヒアリングを行い、その悲惨な状況をチャリティーイベントえ伝えました(その写真が無い。。。)

常味裕司さんのHPや広報で使用されてる写真は次のように、とてもシリアスですが、ウードを持っていない時はとても気さくで素敵な方です。コンサート後、一緒に夕食をご一緒させて頂いた時、「いやー 子どもが生まれたんだよね、もうめっちゃ可愛いよ!!」と生まれたばかりのお子さんの話を楽しそうにする姿が印象でした。今回、再度、常味裕司さんがイラク支援のチャリティーコンサートを行ってくれます!

なかなか聞くことの出来ないウード・コンサート、必見ですよ〜!!

 

【http://www.oud.jp/pages/profeel.html より】

日本国際ボランティアセンター イラク支援チャリティーコンサート