グレイマウス

南島のタスマン海に面したウエスト・コースト最大の町です。と、いっても人口は約1万人。町はグレイ川河口の南側に広がっていて、川に沿って高い堤防は築かれていますウエスト・コーストは雨の多い地域なので過去の何度も大きな水害に見舞われました。この高い堤防は1980年代に発生した大洪水を機に作られました。今では堤防が素敵な散歩道となり、町の人々に利用されています。

 

グレイ川の河口に向けて伸びる堤防

 

1865年に初めて金が発見され、ゴールドラッシュに湧いたものこの町です。現在は翡翠を使った工芸品で有名になっており、町の通りのあちらこちらに工房やアクセサリーの店を見ることができます。先住民であるマオリの人々はこの翡翠に霊力が宿るものとして珍重し、装飾品や武器の一部に使用していました。

 

クライストチャーチからグレイマウスまでを結ぶトランツ・アルパイン号

 

またグレイマウスは、クライスト・チャーチとを結ぶ「トランツ・アルパイン号」が横断しており、その途中で見える山岳地帯の景観の素晴らしさが有名です、一日一往復、クライスト・チャーチを早朝に発ち、グレイマウスまで約230Kmを約4時間半かけて走ります。友人とホーキーポーキーが食べたいねと、アイスクリームを探しましたが何故か見つからず。。。次のモアナまでお預けとなりました。