マウント・クック

「雲を突き抜ける山」という現地語 「アオラキ」という意味をもつ ニュージーランド最高峰の山です。

標高3724m・ニュージーランド最高峰であるマウントクックは、世界遺産にも登録され、ニュージーランド観光のハイライトとも言える観光地です。一帯は、ハイキングコースが整備され、初心者向けから上級者向けまでレベルに応じて歩くことができます。クライストチャーチとクイーンズタウンのほぼ真ん中に位置し、どちらのからも車で4~5時間かかります。今年の春(といっても日本と季節が逆なので肌寒い。。。)、金曜の夕方、車で友人を職場に迎えに行き、その足でマウントクックへ向かいました。クライスト・チャーチから1号線を南へ、アッシュバートンを抜け、ランギタダを右折して79号線へ、友人は私の安全運転にイライラしていて「もっとアクセルを踏みなさい!」と連発します。普段は温厚なのに車を運転する時には人が変わるKiwiたち。「せやから車の交通事故が多いねん」と心で思いながらアクセルを踏みます。日がどっぷり沈んでしまったので、8号線と交わるフェアリーの手前の民家で泊まりました。翌朝、フェアリーで朝食を食べマウント・クックへ。ホテルに荷物を置いて、トレッキング・コースへ。

 

 

マウント・クックは「見るための山」です。よく日本人が滞在時間3、4時間くらいの日帰りツアーでくるのですが、この間にマウントクックの姿を見れたら、それはかなりラッキーです。2、3日滞在しても、まったく見れないときは見れません。いつも同じ場所にかかる雲があって、この雲のカーテンが開かない限りマウント・クックの姿を見ることは出来ません。

 

 

エドモンド・ヒラリー(Edmund Hillary,Sir Edmund Percival Hillary/1919年7月20日-2008年1月11日/男性)さんは、ニュージーランド出身の登山家です。彼は1953年5月29日に「テンジン・ノルゲイ」(ネパール人シェルパ)と共に世界初となるエベレスト(チョモランマ)登頂に成功した人物であり、その後、イギリスの南極横断遠征隊に参加し、1958年にトラクター!で南極点にも到達しました。そんな彼の銅像がマウント・クックの麓の山岳リゾートホテル「ハミテージ・ホテル」前に建てられています。また5ニュージーランド・ドル紙幣の肖像ともなっています。そんな彼の名言です。

 

我々が征服するのは
山ではなく
自分自身である。

山はこれ以上大きくならないが
私たちはいくらでも成長できる。

挑戦とは
男性を構成する要素です。

男性が新たな挑戦を
しなくなったとしたら
もうその男性は男ではない。

 

マウント・クックの麓で宿泊した私たちは、ティマルの友人宅へ向かいました。