バーニングマン 〜No Spectators〜

毎朝、会話の話題はパートナーの仕事のことが中心です。

コミュニティを作り方について話していたところ、マ(パートナー)が、「バーニングマンってあるやん」と。私:「へ。何なん、バーニングって?」マ:「へ、あんた、バーニングマンもしらへんのん?!」

バーニングマンというお祭りがあるの知っていますか?

バーニング・マンは、アメリカ北西部の人里離れた荒野で年に一度、約一週間に渡って開催される。例年、8月の最終月曜日から9月の第一月曜日(米国の祝日「レイバー・デイ」である)までがバーニング・マンの会期とされている。会場となるブラックロック砂漠は、ネバダ州リノ市の約150km (90マイル) 北北東に位置する乾湖(Dry lakebed)である。各参加者は、この「プラーヤ」(Playa)と呼ばれる何もない塩類平原(en)に街を作り上げ、新たに出会った隣人たちと共同生活を営み、そこで自分を表現しながら生き抜く。そして一週間後、すべてを無に還す。この実験的な地域社会はさながら都市の様相を呈し、みずからを「ブラックロック・シティ」(Black Rock City, BRC)と呼称している。【wikipediaより】

 

バーニングマンの合い言葉の1つに「No Spectators(傍観者になるな)」というものがあり、参加者は何かしらの表現を義務づけられるそうです。コスプレをしてもいいし、音楽が出来る人は楽器を奏でればいいし、コーヒーをいれるのが上手な人はコーヒーを振る舞えばいい。表現方法はまったくの自由だそうです。これは、ピアノを弾いている人??

     【以下写真は、https://totallycoolpix.comより】

このイベント開催期間、参加者は氷以外、お金と物々交換が禁止された砂漠の町で一週間ほど暮らすそうです。人は商業施設が無くても生活出来るし社会が維持されることが体感出来るのでしょうね。電気や水道が使えないので、食べ物、飲み物、移動手段、寝る所は全て自分で持ちこまなければいかないそうです。そもそもお金が使えないので、何かが足りなかったとしても、誰かから買うことは出来ません。

 

これがブラックロック・シティを上空から見た様子です。バーニングマンのイベントは1986年から続くいています。何もないアメリはネバダの荒野のど真ん中に、世界中からイベントのシンボルである「The Man」を目指して人が集まり市民となり、扇状に市街を形成し1週間だけの都市をつくり共同生活を送ります。

「お金のやり取りはありません。give&takeでも無く、give&giveの精神でコミュニティを作っていくのです。」

何かを必要としている人、何かが欲しい人に気前良く無償で与える。何かを手伝ってもらいたい人、協力してもらいたい人には気前良く無償で手伝う。give&giveの精神で。約60,000人が参加するイベントで本当にそれが可能なのか!? 一度は参加してみたいですよね。

 

最終日の夜、数ヶ月かけて作った「マン」に火をつけて、爆発させて、倒れたら最後にみんなで「フォー!」って叫んで盛り上がるそうです。

 

さて、このイベントは日本でも開催されています。バーニングマン 2018

 

日程  2018年10月6日(土)〜10月8日(月・祝日)
10月6日(土)9AM 開場
10月8日(月)6PM 最終撤収        ※雨天決行
会場    嬬恋牧場  〒377-1528 吾妻郡嬬恋村干俣2401−615