善き羊飼いの教会
南東の有名な観光地、善き羊飼いの教会。
きっと、一度はこの教会と湖の写真を見たことがあると思います。クライストチャーチから車で二時間半、(=アクセルを踏め、踏めと怒られながら2時間半。。。涙 彼らは高速でゆっくり走るのを本当に嫌がります。危ないちゅーねん)教会は、とてもシンプルな小さな石造りの教会(イギリス人入植者が19世紀の後半、この地域に入植した記念として1935年に建てられました。)で、めっちゃ美しい自然のなかにポツンと建っています。この教会と湖は、視覚的に力があり、写真に教会だと湖だけを取りたいと思っても、カメラを持った旅行者に囲まれて、良い写真を撮影することは簡単ではありません。笑
絶対人が入ってしまう。。。笑
教会は現在も使われており、ミサや結婚式もやっているそうです。石造りの小さくシンプルな教会ですが、とても趣があり素敵です。教会の中入ると祭壇の向こうに大きな窓ガラスがあって、ガラス越しに南アルプスがとても綺麗に見ることが出来ます。後ろに見えるテカポ湖はターコイズブルーといって澄んでいません。この背後にあるニュージーランド最大級の雄大な山々と氷河がその色をつくる理由だと友人が教えてくれました。長い年月をかけ押し固められた氷河は、氷のままでも時間をかけて少しずつ下へと流れています。その流れる氷河が、山の鉱物成分を削り取りながら山の下の方へと流れていくことで、やがて溶けて川となります。この削り取られた鉱物成分が白色の粉末となって流れていき、その先の湖で泥状になって沈殿することで、このような色になるのです。
ほんの一瞬ですが、この教会とテカポ湖は、NZ映画である「ポークパイ 邦題(ワイルド・ドライバー)」にも出てきます。天気の良い日は青みが強まり、乳青色でトルコ石にそっくりに輝きます。