アイネスさん

明日は、私も専門委員として関わっている、日本国際ボランティアセンター(JVC)の最後のコンサートです。

この公演を創設したアイネスさんは、1964年、宣教師である旦那さんのバスカビルさんと子どもとともに米国から来日し、九州で8年間を過ごし、80年から92年まで東京で暮らしました。その後は、米国に戻り、コンサート開催のために1年のうち約4カ月を日本で過ごす生活を続け、2013年、東京公演25周年、大阪公演20周年のタイミングで実行委員長を引退しました。「隣人を愛し、困っている人を助けなさい」という聖書の教えから、ボランティア活動を始めたアイネスさん。81年に初めて関わったNGO国際難民奉仕会(RIJ)の活動を通してJVCと出会いました。その後、JVCの活動地の1つソマリアを訪問し、JVCの活動、日本人スタッフの働きに感銘を受け、JVC国際協力コンサートを発案。1989年にJVCコンサート実行委員会を結成し、最初の「ベネフィット・コンサート」を東京で開催しました。

JVC事務所の引っ越しの時にアメリカから助けに来てくれたアイネスさん

 

現在、アイネスさんは8?歳。私がJVCに参加した当時は、海外でエクセル!を使っている現地事務所もありました。アイネスさんがQuickBooksという海外でスタンダードのソフト(日本でいう弥生会計のようなソフト)を薦めてくれ、私は現地事務所でその導入手続きをしました。アイネスさんのPCにもQuickBooksがインストールされており、特に私にコンサート事業の会計をしっかり管理して、利益を出すように言われました。会計の重要性を誰よりも知っており、そして現場での活動に対して熱い想いを持つアイネスさん。気仙沼事務所へ一緒に行ったことも良い思い出です。明日は大好きなアイネスさんに会えるのが楽しみです!

 

気仙沼事務所の大漁旗の下で。(現在、お酒は卒業しましたが、当時はめっちゃ飲んでいました。。。)