リーフトン、夜中のピアノ

中学校の頃、ピアノを習っていました。当時、妹がピアノを習っていたのでピアノの先生が毎週家に来ていました。そこで、父親が強制的に「おまえも習え!」と。まだ、バブルの頃で景気が良く、うちも余裕があったんですね。その後は悲惨でしたが。。。笑 よく、夜にピアノを練習していて、隣の人にウルサイ!と怒鳴られました。

 

南島にリーフトンという町があります。町の名前は、1860年代の後半に金を含んだ大規模な石英(水晶の一種)の鉱脈(Reef  リーフ)が発見されたことにちなんでつけられました。 このリーフトンは1888年に南半球で初めて電気の街路灯が燈された町なので、「電灯の町」ともいわれています。

【参照 https://www.tripadvisor.co.nz 】

 

クライストチャーチからグレイマイスへ抜ける7号線、グレイマイスまであと約60Kmの場所にあります。ニュージーランドで車の移動はガソリン補給のタイミングがめっちゃ重要。街と街の間には何も無いので、ガソリンが少ないままで走ると、途中でガス欠ということに。。。 わたしも、温泉で有名な街であるハムナをガソリンが少ないまま出てしまい、次のガソリン・スタンドがあるスプリング・ジャンクションの街にガズ欠寸前でたどりつきました。その距離約90km! 本州では次のガソリンスタンドが90km先などありえませんよね。

 

やっとのことでスプリング・ジャンクションのガソリン・スタンドへ

 

この街は映画から飛び出してきたような昔のままの姿をとどめた素敵な街です。街が昔のままの姿ととどめるように推進してるとのこと。私がリーフトンについたのは夜遅く、小雨が降る中を歩いてみると、タイムスリップした気分に。メインストリートにはセカンド・ハウスの店 が多く、ある店の前にピアノが置いてありました。「音でんねやろか?」と思い、ポロンと弾いてみると綺麗な音が。嬉しくなって中学校の学芸発表会で弾いたHound Dogのff(懐かしい!歳がバレますねー)を弾いてみました。その時、後ろの建物の最上階の窓が開きました。「わ、アカン、怒られる。。。」と思ったその時「わ! 兄ちゃん、めっちゃいい曲やなー 良かったわ!」と。ニュージーランドぽいなーと思った瞬間でした。

 

 

 

きっと、昔は担当があったので事故も多かったのでしょうか。街には看護師さんの宿舎を改良したホテルがあります。食材を持ち込めば調理が出来、清潔なベッドで格安で泊まれるのでお薦めです。